KGI証券(KGI Securities)のアナリスト、Ming-Chi Kuo(郭明錤)氏が、iPhone Xに関する新しいレポートで述べているのは、iPhone Xの初期出荷量が極端に少ないと言うことです。
これまで3D顔認識に使用するTrueDepthカメラシステムのドットプロジェクターの製造に苦労しているという話がありましたが、実はそれは改善していて、他のボトルネックが解消できていないと言うことです。
Kuo氏によると、iPhone X出荷の「最大のハードル」は、アンテナシステム用のフレキシブルプリント基板です。それはiPhone 8や他のモデルよりもはるかに高い仕様でだとのことです。
フレキシブルプリント基板のサプライヤーである「Murata」はもともとアンテナPCBの注文の大部分を満たす予定でしたが、Appleの要件を満たさず、最初の数ヶ月は他のサプライヤーが供給するとのことです。
また、広角カメラのPCB基板もボトルネックになっているとのことです。
その結果、11月3日に発売されるiPhone Xの初期出荷量は200〜300万台ということです。
これが真実だとしたら、iPhone Xの争奪戦になりそうです。
(via 9 to 5 Mac)
Last Updated on 2017年10月20日 by Editor
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