米国特許商標庁の公開資料によってAppleが「Flexible display devices」(Patent No. 9,504,170)というフルスクリーンのフレキシブル構造を持ったスマートフォン(iPhone)の特許を取得していることが分かりました。
折りたたみ構造を実現するために金属支持構造によるOLEDディスプレイを搭載しています。金属部分は、ニチノール、ニッケルおよびチタン合金などの形状記憶能力を持った金属利用します。
ボディは二つに分割されていて、上部ハウジングにはカメラ、ディスプレイコントローラ、スピーカモジュール、光センサーが組み込まれ、下部にはマイクロフォン、CPUおよびGPU、バイブレーター、その他の部品が組み込まれてます。
上部と下部は、多軸ヒンジ構造とフレキシブルプリント回路基板で接続されています。
公開された図面によると、ボディの折りたたみ方法は2つあり、逆の方向に折りたたみが可能な方法も検討されています。
これが実際に発売されるiPhoneにつながるのかどうか、現時点では分かりませんが、すでにマンネリ化し始めているiPhoneを刷新するために、将来的にこのようなフレキシブル構造を採用することは否定できません。
(via AppleInsider)
Last Updated on 2017年9月22日 by Editor
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