[アップルの神が微笑むプチ仕事論］（４）Intel MacからAppleシリコン Macへの飛躍、大きく変化することの重要さ

それを示すのがライバルのAMDです。AMDはIntel互換のCPUを造っているチップメーカーですが、製造はやめて、製造に関してはTSMCに委託することにしました。
これによって、最新の製造ラインを使用してCPUを製造できるようになったために一挙にIntel制のCPUの性能を追い越してしまいました、

今やIntelは時代遅れの巨像になろうとしています。何年も前から計画通りにCPUがリリースされずに最新のCPUを搭載したいアップルにとっては、Macシリーズの発売予定が計画通りに進まないことにイライラしています。そこでアップルは、Intel製のCPU搭載を止めて、自社製のARM系チップであるAppleシリコンを搭載したMacを切り替える決断を2020年のWWDCで発表しました。

この決断は、IntelのSkyLakeが遅れたことが大きな理由で、すでに何年も前に行われていて、これを絶好の機会として、iPadアプリをほぼそのままmacOS上で走らせるCatalystという仕組みを実現しました。
アップルは、最新のOS X DailyであるNeXT STEPのOSへの導入、Intel Macへの転換、そしてApple Silicon Macへの以降と、斬新な変革を行っていきました。

ビジネスの世界でもよくあるのが、パラダイムシフト的な転換で、今まで儲かっていた企業が、取り巻く環境の激変により、倒産の危機に追い込まれることはよくあることです。

iPodやiPhoneの登場によって、コンポと呼ばれた自宅用の音楽再生キットは、ほとんど淘汰されていしまいました。CD販売に換わってサブスクリプション制の音楽ストリーミングが主流になっています。テレビの視聴者ドンドン減り、ケーブルテレビやNetflixなどに移行しています。

ほかにもコワーキングスペースのWeWorkは、新型コロナで利用者が激減しています。代わりに出前を請け負うUber Eatsが盛況です。あれだけ盛況だった東京ディズニーランドは、入場制限により収入が激減していますし、航空産業は壊滅的な打撃を追っています。

このような突発的な疫病以外にも、人々の嗜好の変化により、淘汰されていった企業は多くあります。特に外食産業ではそのようなことがよく起こります。
要するにビジネスマンである以上、このような激変に去らされ、自分の職業を失う可能性を考えておかなければなりません。

まず、一番の武器は、自分の実力です。特に何らかの分野での専門性が高ければ、容易に転職できます。爪をいつでも磨き、チャンスを者にしてやるという気持ちが必要です。
これはキャリアアップに秘訣です、転職のチャンスは、いつやってくるかもしれません。転職サイトに頼ることも結構ですが、日頃から人脈を作っておいて、そこからの情報も活用できればラッキーです。

もう一度、強調しておきますが、転職のチャンスを逃さないようにいつでも対応できる心の準備と実力を身につけることに心がけるべきです。
もし、あなたが変化を嫌う性格ならば、それを改めなければなりません。変化こそが刺激をもたらし、新しい派遣や自己成長を促すのです。

Last Updated on 2020年7月28日 by Editor