アメリカでは、台風などの災害時の対応として連邦通信委員会(FCC)がAppleに対して、災害時の情報収集手段としてiPhoneの通信チップ内のFMラジオ機能を有効にするようにと求めていました。
Appleはこれに対して「iPhone 7とiPhone 8のモデルにはFMラジオチップがなく、FM信号をサポートするように設計されたアンテナもない」と述べていました。
これを受けて全米放送協会(NAB)iPhone 8を分解し、FMラジオを内蔵したBroadcomチップを使用していることを指摘しています。
もちろん、FMアンテナは装備していませんが、Androidスマートフォンの一部は、FMラジオを搭載しているので、FMラジオのハードウェアサポートとソフトウェアの搭載は比較的簡単と思われます
Appleは、以前、iPod NanoでFMラジオを提供してきました。FMアプリは、ライブのラジオを一時停止して最大15分間のコンテンツをバッファできる独自の優秀なNanoアプリでした。
FCCやNABから国民の安全のためとして、FMラジオ搭載を迫られているAppleは、この指摘にどう答えるのでしょうか。
Appleは、Apple Musicのリスナーを減らさないためにも、FMラジオ搭載は避けたいところですが、そうもいかないような情勢になってきました。
(via MacRumors)
Last Updated on 2017年10月19日 by Editor
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