沈黙のAppleが、電子書籍の価格操作容疑に関して司法省に反論

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Appleが、大手出版社と電子書籍の価格吊り上げをめぐって、共謀したとして米司法省から独占禁止法違反の容疑で提訴されましたが、Appleは沈黙を守っていました。

今回、Appleの広報担当者、ナタリー・ケリス氏は12日夜、「電子書籍のオンライン書店『iBookstore(アイブックストア)』を2010年に導入したことで革新と競争が促進され、アマゾンによるオンライン出版業界の独占に歯止めがかかった」と反論しました。(WSJ)

当時は、Amazonが電子書籍で先行し、AppleがiBookstoreをオープンして新規参入するために大手出版社を取り込む必要がありました。また、大手出版社の方はAmazonが価格決定権を持ち、低価格で販売するため、価格を釣り上げたいとの思いがありました。

当時、iBooksStoreをオープンするため、ジョブズCEOが自ら交渉していたと言われていましたから、大手出版社の意向を取り入れて(価格を上げるという)無理をした可能性がありますね。

Last Updated on 2015年5月21日 by Editor

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