ARM系CPUを搭載したMacBook Airのリリースはボツに!?

 

 

昨年の夏頃、ARMアーキテクチャーのCPUを搭載したMacBook Airがテストされているという噂が広まりました。WindowsがARMのCPUで動作するよう移植されていることから、かなり現実味を帯びた話のようでしたが、今回、ARM系CPUを登載したMacBook Airがリリースされる可能性がほとんどないことが分かりました。

AppleInsiderによると、Citiのアナリスト、リチャード・ガードナー氏がAppleのティム・クックCEOと最高財務責任者のピーター・オッペンハイマー氏との会談後、ARMチップ搭載のMacBook Airのことを報告してます。

カードナー氏によるとティム・クック氏が、タブレット(iPad)が活躍する場面が増す=iOSにおけるイノベーションをほのめかしました。また、現在ARM系CPUのMacBook Airに関心を持っている人たちに対しては、今後(性能アップした)iPadを提供することによって満足してもらおうとしているようです。

AppleはARM系CPUのMacBookを投入することによって、iPadにオーバーラップさせるよりも、高性能機としてMacBookを位置づけて、(ローエンド機として)iPadがPCと同等の機能を実行できるよう性能アップさせることに集中するようです。

林檎1号:Appleは製品ラインナップを極端に絞っているため、製品間の競合に神経質です。従ってiPadの高機能化が進みMacBook Airに近づいていく中で、あえてMacBook AirにARM系CPUを搭載し、(バッテリー持続時間が延びるとしても)性能をダウンさせることは考えにくい状況です。

Last Updated on 2015年5月22日 by Editor

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