Appleのティム・クックCEOが、Apple製品の部品製造や組み立てを行う企業(サプライヤー)に関する労働環境改善などの進捗状況をまとめた2012年の 「Supplier Responsibility Progress Report」を公表しました。同時に従業員へのメールでサプライヤーへの管理を厳格化し、関連企業で働く従業員の労働条件改善が進んでいることを明らかに しました。
メールの中で、Appleは未成年者の労働を防止するために年齢確認を厳格化したこと、その結果、未成年者の労働が激減し、最終組み立てのサプライヤーでは、未成年者の労働者がいなかった(確認できなかった)ことを取り上げてます。
また、労働者の生活環境を改善するため、従業員の住宅提供に関する基準を設定し、サプライヤーが従業員住宅の建設に取り組んでいることも説明しています。
ただ問題を改善するだけでなく、労働者の権利や労働者の安全衛生に関する教育を進めていること、また、各種教育プログラムで従業員が英語や起業家のスキルなどを学習できるようにしていることなどを明らかにしました。
ほかにAppleが世界中の労働者の労働条件を改善することを目的とするNPO:公正労働協会(FLA)に参加し、独立した立場からの報告をウェブ上で公開すること約束しました。
Last Updated on 2017年5月31日 by Editor
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