iPhoneなど、Apple製品デザインに関わってきたジョナサン・アイブ氏は、まもなくAppleを去るのか?

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iPhoneやMacBookなど、過去20年以上にわたってApple製品デザインに関わり続けてきたデザインチーフ(Chief Design Officer)のジョナサン・アイブ氏が、まもなくAppleを去るのではないかとの観測が出ています。

Darling FireballのJohn Gruber氏によると、Appleの内部からの情報として、最近アイブ氏は、直接的に製品のデザインに関わることがなく、その代わりに同氏の関心は、Appleの新本社であるCampus 2の設計やApple Storeの設計に向いているとのことです。

アイブ氏が現在、最もコミュニケーションをとっているのは、Apple Storeでの販売などのリテイルを担当するアンジェラ・アーヘンツ氏さとのことです。

アイブ氏が、製品のデザインへの関わりが薄れているのと同時に最近、Appleが出版した「Designed by Apple in California」という過去20年間のApple製品を集めたデザイン集の出版によって、アイブ氏もAppleに一区切り付けたいのではないかとの憶測が出ています。

その高額な本には「スティーブ・ジョブズに捧げる」との言葉がプリントされており、この本の出版を主導したアイブ氏の思いが強く表れています。
アイブ氏にとって、友人でもあったジョブズ氏の存在は大きく、ジョブズ氏の死後はAppleへの帰属意識が薄れていたとしても不思議在りません。

また、アイブ氏はイギリス人でもあり、イギリスへの望郷の念が強いと言われています。
アイブ氏は、ほとんど表舞台に登場することがなく、Appleのスペシャルイベントでもいつもビデオ出演でした。

しかし、最近、珍しいことにアイブ氏は、「Designed by Apple in California」の発売を記念してメディアからのインタビューを受けて、これまでのデザインへの思いを語っています。

Last Updated on 2017年9月25日 by Editor

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