ThisIsMyNextがSamsung陣営からの情報として、SamsungがAppleに新製品を見せるように要求したと報じています。
AppleはSamsungの新製品がAppleの製品に酷似しているとして、裁判所に訴えたのは周知の事実です。それに関連して、Appleは裁判所に対してSamsungの新製品がAppleの製品を模倣しているかどうか確認するために未発売のDroid Charge,Galaxy Tab 10.1などの製品を開示するように求め、米連邦裁判所はこれを認めました。(新製品を見ることができるのはAppleの弁護士だけで、Appleの関係者は見ることはできません)
今度はその反撃として、SamsungがAppleの新製品の開示を求めたのです。もしもSamsungの弁護団ががAppleの新製品を見ることができるならば、今後の弁護対策に役立つかもしれませんが、大部分はパフォーマンンス? 仕返し? といったところなのでしょうか?
なぜならSamsungは以前から、CPU(iPad2のA5もSamsung製)、Flashメモリ、ディスプレイなどAppleの新製品の重要な部品を部品を供給していますし、iPad3にはSamsungの有機ELディスプレイが使用されるのではないかという情報さえあり、Appleの新製品に関してはかなりの情報をつかんでいるはずです。だから、新製品を見せろというのには技術的な意味はほとんどないと思われます。
このゲーム、いや、法廷闘争はお互いに牽制し合いながら、一方で依存しあっているという奇妙なパターンで動いています。
9 to 5 Macはこう言っています。
「花火を見るのは楽しい!」
この争いは、その程度の出来事なのでしょうね。
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Last Updated on 2016年10月28日 by Editor
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