【せんべろコラム】AIに騙されるかも?

ビートルズの楽曲の多くは、Lennon-McCartneyとしてクレジットされている。要するに2人の合作だということだ。

しかし、実際にはどの曲もフィフティフィフティで作詞作曲していることはなく、特にメディディ部分については、サウンドの雰囲気から、曲ごとにどちらかのウェイトが大きいと考えられる。

それをハーバード大学の統計学の専門家マーク・グリックマン博士らが、AIに音符、コード、音楽的なモチーフなどに関する2人の曲の癖を学習させ、“音楽的指紋”として、2人のメロディラインを判別させた。

例えば、“In My Life”は、81.1%の確率でジョンの作品だとAIは判定した。ただし、サビにつなげるブリッジ部分におけるポールの影響は43.5%あったとのことだ。

このようにAiは、素晴らしい能力を持っている。過去のパータンを学修し、それを使ってものごとを確率で表せるようになるのだ。

しかし、AIが嘘を言ったらそうなるのだろうか?

私たちは、すでにAIの言うことは正しいと信じ始めている。すべてのデータをもの凄いスピードで解析し、それを新しい分析に役立てる。新しい分析には、過去の膨大な分析結果が使用され、恐ろしいほど演算が行われる。

私たちは、人間ではできないような途方もない計算を行った結果は正しいと判断してしまう。

近い将来には、多くの過去のデータを分析を必要とする仕事は、AIに任せると言うことになるだろう。

そうなっても、一般人にはAiがやっていることなど理解できないし、検証のしようもない。
仮に悪意を持ったプログラマーが、利用者を騙すようなAIプログラムを作るかもしれない。

そうして私たちは騙されるのだ。騙されて、別の判断に誘導されていく。今のマスゴミのようなものだ。

人間の欲と技術は、どこまで行ってもイタチごっこで、真実を知らされない庶民がその犠牲になるのだ。

by M林檎

(参考:TOCANA