Apple、インドの規制当局からのアンチスパム・アプリ開発の協力依頼にプラバシー保護の観点から苦悩

インドでは、マーケティングの迷惑電話と迷惑な商用テキストメッセージが大きな問題となっています。ロイターによると、これをブロックするためにTRAIの「Do Not Disturb」アプリは、昨年からAndroidで利用でき、モバイルユーザーは10万回以上ダウンロードしているとのことです。

AppleもiPhoneの使用において、この迷惑電話やメッセージを排除するためにiOSアプリにおいて「Do Not Disturb」アプリの開発支援を規制当局から求められています。

協力を求められているアプリでは、ユーザーが迷惑電話とテキストメッセージログを関係機関と共有し、関係機関はデータをモバイル事業者に送信してスパマーをブロックすることができます。

しかし、Appleにとって悩ましいのは「Do Not Disturb」アプリがユーザーに連絡先へのアクセスとテキストメッセージへのアクセスを許可することです。

これにより、規制当局や関係機関にユーザーのプライバシーが漏れてしまう可能性があるため、Appleは、プライバシー保護の範囲内で協力しようとしており、一部で非協力的な姿勢をとっています。

Appleはインド政府との協力でインド国内で製造工場を設立するなど、税制改革を含む経済的支援も交渉していますが、Appleがアンチスパムソフトウェアの全面的協力を拒否したことにより、これまでの交渉がマイナスの影響を受ける可能性があります。

(via MacRumors

https://ipadmod.net/2017/07/12/apple%E3%80%81%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E6%B3%95%E3%81%AB%E6%BA%96%E6%8B%A0%E3%81%97%E3%81%9Ficloud/

Last Updated on 2017年11月15日 by Editor

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