中国に続き、ロシアも匿名でインターネットにアクセスできる「VPNアプリ」を禁止

7月30日に中国政府が、グレートファイアーウォールを迂回するVPNアプリケーションをApp Storeから削除するよう求めるという内容の当ブログの記事で、中国政府が、国民に対して国外の情報を匿名アクセスによって取得できないようにするため、AppleのApp Storeから「VPNアプリ」を削除するよう求めていることを説明しました。

実際にAppleは、すでに中国国内向けのApp Storeにおいて、Torなどを使った「VPNアプリ」を削除しています。

これを受けてかどうか分かりませんが、ロシア政府もウェブに匿名でアクセスできる「VPNアプリ」などを禁止する法律にプーチン大統領が署名したとのことです。この法律は2017年11月1日から施行されます。

ロシア政府は、2015年にはロシア市民の全ユーザーデータをロシア国内ののサーバーに格納されることが義務づけられ、昨年には、インターネットプロバイダがトラフィックに関するログを1年以上保持することが義務づけられました。

今回のロシア政府の「VPNアプリ」禁止は、中国政府と同様に国民を国外の情報から遮断しようとするものです。

ロシアには、まだ中国のようなグレートファイアーウォールと呼ばれる政府にとって都合の悪い情報を常時監視するシステムは導入されていないようですが、ロシア政府の動きを見ていると、中国と同様の動きをしているので、同様のシステムの導入も考えている可能性があります。

(via MacRumors

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