Apple、「App Storeの検索広告」追跡データの信頼性改善に取組中!

先週、シアトルで開催されたポストバック・カンファレンス(Postback conference)においてAppleの広告担当バイスプレジデントのTodd Teresi氏が、開発者におけるApp Storeでの評価指標を改善する計画について述べました。

同氏は、Appleが具体的に取り組んでいることの一つとして、インストール数とダウンロード数のギャップを埋める必要があると述べています。
現状では、インストール数は、アプリを開いたとき初めてカウントされるため、ダウンロード数とほとんど相関しません。 Appleはこの不一致を改善し、マーケティング担当者が利用ユーザーを追跡することを容易にしたいと考えています。

Appleは、開発者による広告追跡が制限されているため、インストール数の20%が追跡数に含まれていないと推定しています。Appleの追跡作業は、ユーザーが以前にダウンロードしたアプリをダウンロード、削除、再インストール、および開くことによってさらに複雑になります。

再インストールは新規インストールとしてカウントされるため、マーケティング担当者や開発者が使用する重要なデータが偏ってしまいます。Appleは、現在、これらの不一致を可決することに取り組んでいるとのことです。

また、Appleはダウンロードが確認された感算数の報告をサードパーティのプラットフォームに提供するということに関心があります。それはマーケティング業界とって非常に重要な基盤になるとのことですう。

同氏は、Appleがが成し遂げたことの一つに、検索広告で膨大な情報とデータを利用できるようにしたことだと述べています。これはストアからのキーワード情報に、初めて透明性をもたらしたことだと述べています。

(via 9 to 5 Mac

 

Last Updated on 2017年10月1日 by Editor

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