世界初のiPad専用新聞として登場した「The Daily」は赤字の垂れ流しで廃刊に追い込まれるのか?

ITunes App Store で見つかる iPad 対応 The Daily


電子新聞の購読料だけで、経営を成り立たせるのは、不可能なのかもしれません。WSJや他の新聞は、ペーパーの新聞と電子版とを組み合わせて運営していますが、The DailyはiPad専用新聞で創刊し、ペーパー版を持ちませんでした。

The Daily創刊は、2011年2月のことでした。当時、AppleのCEOスティーブ・ジョブス氏とNews Corpのメディア王Murdoch氏との話し合いにより、初のiPad専用の電子新聞として(鳴り物入りで)登場しました。(現在iPhoneにも対応)

購読料が、週あたり0.99ドル、円環39.99ドルと廉価であるに関わらず、その後の人気は今ひとつでした。理由は、ネット上に無料ニュースが流れていて、それをFlopbpardなどの”おまとめ”アプリで、まるでマガジンのように無料で読むことができることが影響しています。

The New York Observerによると、The Dailyの運営によって、News Corpは年間3,000万ドルを失っているとしています。(Cult of Mac)(通常の新聞のように専属記者を雇ったり契約しています)

各ブログメディアは、11月の大統領終了後にThe Dailyの行く末に関する評価が下りだろうと悲観的な見方を報じています。

Last Updated on 2017年7月24日 by Editor

※このサイトの記事には「噂」や「疑惑」など、不確定な情報が含まれています。ご了承ください。(管理人)

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