Appleがついにコーニング社のゴリラガラス(Gorilla Glass)の使用を認める。

コーニング社(Corning)とのAppleの関係は昨年発売されたジョブズ氏の伝記に記載されていました。ジョブズ氏がコーニングのゴリラガラスの存在を知り、iPhoneのタッチパネルを急遽、プラスティック製からコーニングの強化ガラス=ゴリラガラスに切り替えたことが明らかになりました。

しかし、Appleが公開している2011年のサプライヤーのリストの中にコーニング社の名前が含まれていないことも謎でした。しかし、本日Appleは雇用に関するページの中でコーニング社のガラスを使用していることを明らかにしました。

「 Corning employees in Kentucky and New York who create the majority of the glass for iPhone」

コーニング社は、今どき珍しく?アメリカ国内でガラスを生産していますが、御多分にもれず製造を中国にシフトするつもりのようで、いずれアメリカの雇用への貢献は減りそうです。

ニューヨーク・タイムズにコーニングののCFO(最高財務責任者)のコメントが記載されていました。

「コーニング社の顧客は台湾、韓国、日本、中国にあり、出荷には船舶を利用している。日数は35日おかかり、航空便を利用することもできるが、それには輸送費が10倍もかかる。従ってコーニング社は工場を組立工場に隣接した場所に建設するつもりだ」

コーニング社のゴリラガラスはプラスティックに比較して、20倍の剛性と30倍の硬性を持っています。さらに今年のCESで発表されたゴリラガラス2は従来のゴリラガラスよりも20%も薄型化されています。

このゴリラガラス2はiPhone 5に採用されると見られています。

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Last Updated on 2017年5月31日 by Editor

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