iPhone4の受信問題について米消費者団体はAppleの言い分を認めず、iPhoneの購入を「推奨できず」としてます。

 
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ロイターの報道によると、米の消費者団体コンシューマーリポートは調査の結果、電波状態が悪い状況下において、iPhoneの左下部分に触れると受信感度が落ちることを確認したと報告しています。

他のスマートフォンでは確認できずiPhone4固有の問題としています。またAppleがソフトウェアの問題だとしている点に疑問を呈し、購入を推奨できないとしてます。

これまでハードの問題ではないとしてきたAppleが徐々に追い込まれてきました。
Appleがソフトウェアの問題だと説明する背景には、それなりの根拠があるのでしょうが、あくまでもそれは要因の一つであって、主な要因は構造上の問題だというのが一般的な見方です。

でも、ここまでくればAppleも引くに引けませんから、議論は平行線をだどりユーザー訴訟を受けて立つ構えでしょう。
これは個人的な見方ですが、iPhoneのようなスマートフォンは日進月歩が続き、比較的製品寿命が短いですから、裁判をして結果が出る頃には、市場は別の製品に置き換わっている可能性があります。そうなると消費者も電波の受信問題への感心が薄れています。

Appleとしては下手に対応するよりは、じっくりと受けて立つ戦術をとったほうが有利だと判断しているのでしょう。

ロイター


Last Updated on 2016年2月13日 by Editor

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